晴れときどき虹 2024

町から精神科病院をなくしたら患者はどうなった?ー愛媛県愛南町での実践を踏まえてー
講師 長野 敏宏氏(御荘診療所・所長 精神科医)
 愛媛県愛南町にて1970年代の精神障害者支援に端を発した地域活動に参画。2006年にはNPO法人ハートinハートなんぐん市場を様々な立場の仲間と設立、観光業、農林水産業などにも取り組み続け、多様な方々による地域づくりを試みている。2016年には149床あった精神病床を閉鎖した。
日時 2024年11月16日(土)13:00~16:00(開場 12:30)
会場 吹上ホール メインホール

チラシA4両面
ポスターA3

「晴れときどき虹」開催趣旨

 精神障害者の社会復帰には、定期的な通院や服薬だけでなく家族との言葉のやりとりを含めた交流が回復に多大な影響を与えると言われています。 他方、障害年金などの福祉に関する支援が必要です。 以上に加えて、精神障害者の特性を理解して頂き、自立及び就労などを含めた社会参加が支援され「全ての国民が、障害の有無によって分け隔てられることなく、相互に人格と個性を尊重し合いながら共生する社会」の実現へつながることを願うものです。
 精神障害者と家族は、長い間「病気と障害に対する社会の偏見と誤解」に晒されています。偏見と誤解を払拭するため病気の事、障害の事、家族の在り方など市民の方々と共に勉強する場とする。

これまでの「晴れときどき虹」

1991年 名古屋市が精神障害者家族交流大会を開始
18回(2008年)より、企画を名家連に委託し、「晴れときどき虹 」~心の健康を願う家族と市民のつどい~となった
24回(2013年)より、名古屋市の家族ピアサポート総合事業の委託事業として実施することとなった

実施日講演テーマ/タイトル講師(敬称略)
332023/10/29「発達障害」-“障害”って誰が言った!?入谷 修司
322022/10/237000人の声は教えてくれる~精神科医療の進むべき道~夏苅 郁子
312021/10/31心の病とは何か糸川 昌成
302019/10/26精神障害者が地域で暮らすためには白石 弘巳
292018/10/28精神医療の今粉川 進
282017/9/23生活自立へ向けての家族の在り方中澤 正夫
272016/10/7言葉のやりとりが創り出す信頼関係西 研
262015/11/28これからの精神障がい者の暮らしと権利池原 毅和
252014/11/15精神の薬って・・・/診療報酬改定と、新しい精神保健福祉法で医療内容がどう変わったか?齋藤 玲子/舟橋 利彦
242013/10/5家族が願う家族支援佐藤 純
232013/2/15家族が必要としている支援と課題瀧 誠
222012/2/24「町で暮らす」ための医療的プロセスや包括的な地域支援天野 鎮夫
粉川 進
212011/2/2ここ ろの病のある人と家族に対する支援西田 敦志
202010/1/27我が家の母はビョウキです [名家連設立10周年記念講演]中村 ユキ
192008/10/8地域で生きる 地域で暮らす池末 美穂子
182008/1/23笑いは万能楽矢野 宗宏
17障害者自立支援法と私たちの暮らし新保 祐元
16家族が元気になるために岩田 泰夫
15「精神障害者がいきいきと暮らすには」~家族のできる事とは、地域のできる事とは何?瀧 誠
14家族のストレスを考えてみませんか?永井 優子
13わたしもできる!心のバリアのない町づくり皆川 司
菅野 康子
田所 淳子
12私が選ぶ私の暮らし三田 優子
藤本 昇
熊木 絹代
11精神障害者の地域での生活を支える一地域生活支援センターは今一石田 竹男
大澤 智子
岡本 雅由
10心病む人とこの街で暮らしたいー不思議なレストラン松浦 幸子
9“家族って何だろう’’ー兄弟姉妹の立場から思うこと小沼 洋行
中居 武司
大澤 豊
8財産と権利を守る一成年後見制度池原 毅和
7“精神障害者の福祉”を考える一福祉のスタートにあたって田中 研ー
竹中 秀彦
6“肩の荷”をおろそう!一家族が背負ってきたものは何か池末 美穂子
5川崎市の家族会の活動田中 英樹
4J H C板橋の活動をとおして~家族に望むもの~寺谷 隆子
3家族としての歩み一二十余年を振り返って一志村 澄子
2精神障害者がいきいきと暮らすには高味 文雄
11991/11家族の役割について滝沢 武久